米国チェーン情報

セイフウェイ Safeway

  

 

safeway.jpg 米国食品スーパー売上高第3位の食品スーパー(SM

 

セイフウェイの始まり

1915年にアイダホ州の小さな町、アメリカンフォールズでスキャッグズ氏が父親から雑貨店を買い取ったのがそもそもの始まりであった

彼のモットーは「お客様に価値を売る-利幅を小さくして沢山の商品を販売する-」というものであった。これがあたり、1926年までにスキャッグズ氏は10州にわたり428店舗をオープンした。さらに、同年に322店舗のセイフウェイスーパーを買収し、店舗数は倍近くに増加した。

その2年後の1928年にはニューヨーク証券取引所に上場し、大恐慌の時でも「お客様に価値を売る」という開拓者精神を忘れなかった。

1930年代には、農産物のキロ販売を行ったり、生鮮食品の消費期限をつけたり、栄養価の表示をしたり、駐車場を設置したりなど、当時としては画期的なことを率先して行った

 

全米とカナダに広がる店舗網

70年代までには全米に4000店舗を超える勢いの最大のスーパーマーケット・チェーンであったが、その後スーパーの改革に遅れをとり、不振が続いたが、90年代半ばから、PBの積極的な取り組み、FSPによる顧客の固定化、ボンズの買収(1997年)により、業績は回復している

今日ではカナダとアメリカ南西部を中心に1700店舗以上を展開しており、この中には、カリフォルニア州及びネバダ州で展開しているVons(329店舗)、テキサス州で展開しているランドロールとトムサムフーズ、フィラデルフィアのジェニアルディ(19店舗)、アラスカ州のカーズストアー(32店舗)が含まれている。(注)店舗数は2008年度時点

 

 

PBの大成功

 PBの開発も積極的に行われており、2500アイテム以上の商品がSafewayLucerneMrs.Wrightの名前で販売されている

近年、セイフウェイのPB、オーガニック商品の「O(オー)」、「イーティングライト」が大成功を収め、他のチェーンでも販売されている。

 

  新業態の店舗を出店

セイフウェイは、他の食品スーパーと同様、ここ数年消費者が調理する習慣が減少している影響を受けて、売上が減少してきた。

しかし、CEOのスティーブ・バード氏の方針で、成功しているスーパー(WegmannEukropEliなど)を実際に見学し、良い点を全て吸収し、新たな店舗作りを進めている。

2003年以来、セイフウェイはライフスタイルフォーマットを推進してきたが、カリフォルニア州のリバモア店は、さらにもう1段階レベルアップした店舗で、「お客様は物を買いにきているのではなく、ソリューションを求めてこの店舗に来る」というコンセプトである。店内には、WIFIの無線Lanを走らせ、チョコレートファウンテンやジェラートを提供したり、新鮮な寿司を目の前で握って提供したり、挽きたてのコーヒーを提供したりしている。さらに、ワイン専門店も顔負けのセレクションのワインセラーといった魅力ある店づくりを行い、2007年のスーパーマーケットオブザイヤー賞に輝いた

 

  20085月には、新業態の小型店「ザ・マーケット」をカリフォルニアロングビーチの富裕層居住エリアに出店。

  「ライフスタイル」 フォーマットと同様、エントランスにウッドフローリング を採用し、店内にはスターバックスコーヒーを導入するなど、高級感を演出している。今後、「ザ・マーケット」は25店舗程度に拡大する予定である。

投稿者:スタッフ